「kk」の意味とは?ネイティブが使うスラング英語「kk」の意味と使い方をご紹介!

「kk」の意味とは?ネイティブが使うスラング英語「kk」の意味と使い方をご紹介!

日本では、「株式会社」を「kk」と表記することがあります。では、ネイティブはどのような意味で「kk」を使っているのでしょうか?

今回はスラング英語「kk」の意味と使い方についてご紹介します。

スラング英語「kk」の意味

「kk」の意味は「了解」

スラング英語「kk」は、「了解」「分かった」などの意味で使われています。

日本語の「了解」を短縮した「りょ」や「り」などの使い方とよく似ているカジュアルないい方です。

そのため、ネイティブの若者を中心に使われています。

「kk」=「okay cool」

「kk」は、「了解」「分かった」を意味する「okay cool」を語源としています。「okay cool」の省略すると「OC」なのでは?と思われる方もいるかもしれません。

しかし、スラングでは、「okay」は「kay」、「cool」は「kewl」と表記します。

つまり、スラング化した「kay kewl」の頭文字をとって「kk」というスラング英語ができています。

「kk」の由来

「kk」は、オンラインゲームのメッセージのやり取りの中で生まれたスラング英語と言われています。

そもそもオンラインゲームは、限られた時間の中で、仲間とコミュニケーションをとる必要があります。そのため、タイピングの時間を短縮させるためにスラングが生まれました。「kk」以外にも、

  • 「Good Game(いい試合だった・お疲れ様)」を「GG」
  • 「Good job(いいプレイだった)」を「GJ 」
  • ゲーム上のキャラクターが強すぎるを意味する「Overpowered」を「op」  

など、省略したスラング英語が数多く存在しています。

スラング英語「kk」の読み方

読み方は「ケーケー」

「kk」は、そのままアルファベット読みで「ケーケー」と発音します。ただし、「kk」は、主にチャットやメールなどで使われるため、そのまま「ケーケー」と口語として使われることはほとんどありません。

でも、ネイティブの若者や砕けた間柄では、口語として使われることがあります。ちなみに「kk」だけでなく、さらに省略して「k(ケー)」と使われることもあるようです。

「kk」の使い方とフレーズ

スラング英語「kk」は、友人や家族などに対して、メールやチャット、Facebookなどで日常的によく使われています。

ただし、フレンドリーな印象を与える砕けた表現なので、年上の人やビジネスでは使うのは控えましょう。

例文

“ Sorry I’ll be late. ” (ごめん。ちょっと遅れそうです。)

“kk, that’s fine. ”(了解。大丈夫です。)

“Let’s meet in Tokyo station. ”(東京駅で会いましょう。)

“kk.”(了解。)

“Can you come to my house right now?”(私の家に今来られますか?)

“Kk, I’m coming.”(了解。今から行きます。)

まだある「kk」の意味

日本語では「株式会社」

冒頭でも触れましたが、「kk」は、株式会社という意味でも使われています。

「kk」という表記は、会社法で株式会社が「Kabushiki-Kaisha」と英訳されているため、頭文字をとって「K.K.」となっています。

例えば、○○株式会社は、「○○ K.K.」となります。なお、株式会社を「K.K.」と表記するのは日本だけです。

英語では株式会社のことを「Ltd.( Limited )」「Inc.(Incorporated )」「Co., Ltd.(Company
Limited)」などと表記しています。アメリカでは「Inc.」、イギリスでは「Ltd.」がよく使われています。

このようにそれぞれの国が独自に会社設立に関する法律を定めているため、会社の呼び方は異なります。

韓国語では「笑」

韓国語を話すネイティブが「kk」を使う場合は、日本語の「笑」の意味です。

「kk」は、韓国語の「ㅋㅋ」の音をアルファベットで表記し、メールやチャットなどで「笑」を表現します。

近年は、英語圏でも「笑」の意味で「kk」を使う人も増えています。ちなみに英語で「笑」は、「hahaha」などと表記します。

まとめ

外国人ユーザー利用の多いオンラインゲームやチャット、動画サイトのコメントなどでは、「kk」をはじめとした、さまざまスラング英語が使われています。

スラング英語の意味が分からないとコミュニケーションを図ることができません。次回「okay」を伝える際には、スラング英語「kk」を使ってみるのはどうでしょうか?